各種事業関連資料
イギリス・イタリアの困窮者の自立の取り組みに学ぶ!
- ■ ピアッツア・グランデ
ピアッツア・グランデ
それから社会的協同組合の「ピアッツア・グランデ」を訪ねました。「大きな広場」という意味のようです。イタリアでは、新聞は戸配されず、みな街頭売りです。「ピアッツア・グランデ」という自分たちの新聞を作って、街頭で売っています。佐々木さんがやっている“路情新聞”みたいなものですかね。路情新聞は無料ですが、「ピアッツア・グランデ」は有料です。イギリスの「ビッグイシュー」みたいなものですね。それとか「路上弁護士」とかの活動をやっていると話していましたが、主にはピアッツア・グランデという新聞の売上げです。ボローニアという町ですが、ホームレスが1,000人くらいいる。ただし、イタリアのホームレスは必ずしも路上生活しているわけではない。ハウスレス&ホームレスです。ハウスレスでどれくらいの数になるかわかりませんが、ホームレスで 1,000人くらいとの話でしたので、ハウスレスはもっと少ないのではないかと思います。その1,000人の人達の路上弁護士ですから、路上生活者の生活相談、弁護士が無料で法律相談しています。それから、スーツから情報誌の発行などさまざまに応援していると話していました。これは自転車の修理・販売で、それから衣料品・家具のリサイクルとか、劇場・演劇、これは面白かったです。演劇をやって金をとり、これが一番儲かっていると言っていました。ホームレスを題材にした演劇とかやって、それで商売がそこそこ成り立っているということでした。この人は一流会社の社員で、超エリートです。何故こういうことをしているか聞きましたら、「神様に褒められる」というてました。やはりステータスなんですね。だから、そういうソーシャルな活動をすることが、イタリアではトレンディになる。社会的な活動に対する価値基準のグレードが高いのだなと思いました。
自転車の修理・販売
衣料品・家具のリサイクル
劇場・演劇
- 1.イギリス視察
- ■ ブロムリーバイボウセンター
- ■ グリーンワークス&ファーストフルーツ
- ■ コイン・ストリート・コミュニティー・ビルダーズ
- ■ ソーシャル・ファームUK
- 2.イタリア視察
- ■ バーチャル・コープ
- ■ ピアッツア・グランデ
- ■ コーパップス
- ■ バンカ・ポポラーレ・エティカ