人と仕事をつなぐ企業の集い2015が開催されました。
2015年9月3日(木)大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)にて、「障がいのある方々の雇用拡大をめざして-円滑な就労移行と合理的配慮の実践-」と題して「人と仕事をつなぐ企業の集い2015」が開催されました。当日は、約300名の参加者にお集まりいただきました。
同集いは、大阪府、大阪府教育委員会、大阪市、大阪市教育委員会、C-STEPが参画する「人と仕事をつなぐ企業の集い2015」実行委員会によって開催されました。
「集い」では、まず始めに、同実行委員の紹介の後、実行委員会を代表し、大阪府商工労働部労働政策監の上田達也様より開会の挨拶をいただきました。
第1部に、円滑な就労移行の実践をテーマに、大阪府たまがわ高等支援学校進路支援部長の成戸康乃様、大阪市立難波特別支援学校進路指導主事の萬井俊治様、C-STEP障がい者就労支援室主任の江頭直幸から「キャリア教育」及び「模擬職場実習」の実践事例が発表されました。また、株式会社阪食人材開発部課長の大川元良様より企業の立場から「円滑な就労移行にむけて」というテーマでご報告いただきました。
第2部として、「職場における具体的な合理的配慮の事例 -知的障害、精神障害を中心に-」をテーマに、大阪障害者職業センター主任障害者職業カウンセラーの山本健夫様からご講演をいただきました。
最後に、一般社団法人おおさか人材雇用開発人権センター副理事長の北口末廣が、閉会の挨拶を申し上げ、全プログラムを終了しました。
今回の「集い」を通して、障がいのある方が就職し、職場定着を実現するための大事な要素を学ぶことができたと同時に、障がい特性に応じた合理的配慮の事例を確認する機会となりました。