去る11月27日に浪速区において「2007年度雇用問題研究会」が開催いたしました。ここ数年で最高の出席者で、市町村からも22名の方が参加いただきました。今回は「障害者の多様な就労支援のあり方」を大きなテーマとして国、大阪府等の動向や施策についてご講演いただきました。国からは大阪労働局職業対策課の長谷川雅一障害者雇用担当官より「障害者雇用促進法改正と国の雇用就労支援策」と題して改正雇用促進法や雇用状況、障害者自立支援法や各種支援制度についてご説明いただきました。また大阪府からは健康福祉部施設指導グループの佐藤謙一主査より今年度の新規事業である「大阪府の工賃倍増計画推進事業(工賃倍増5カ年計画)の概要」題して全国最低の授産施設の平均工賃の実態や背景、それを倍増をめざす事業概要についてご説明いただきました。さらにこの工賃倍増計画推進事業を公募で受託された大阪知的障害者雇用促進建物サービス事業協同組合(エル・チャレンジ)の丸尾亮好様よりエル・チャレンジの取り組みや成果と課題、なぜ、工賃倍増計画推進事業に公募に応募したのかまたこの事業をどう活用して何をめざすのかなどについてご報告いただきました。最後に事務局から12月7日に開催いたします「2007地域仕事づくりフェアの概要」をご説明させていただき会員と地域の出会いからビジネスモデルの創造と協働に向けた相互の役割をお願い申し上げて閉会いたしました。当日資料は別紙添付資料をご参照ください。



【2007年度雇用問題研究会の様子】